正しい敬語の使い方

女性と電話 電話マナーの基本

ビジネス社会において、しっかりとした敬語を使えることは、基本中の基本です。
しかし、普段はちゃんとした敬語を話せても、いざ電話になると敬語が使えないという人も、結構いるものです。

緊張することなく、敬語を使うように普段から訓練しましょう。
敬語は、以下のような使い方の組み合わせになります。

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尊敬語

相手に対して直接敬意を表す言葉。
「会う」→「お会いになる」
「あげる」→「くださる」
「食べる」→「召し上がる」

など。
社内の人には尊敬語を使うのが基本です。

謙譲語

自分がへりくだり、謙虚さを表すことで、相手を敬う言葉。
「会う」→「お目にかかる」
「あげる」→「差し上げる」
「食べる」→「頂戴する」「いただく」

など。
自分や自分の会社、社員に関することには、謙譲語を使うのが基本です。

丁寧語

ものごとを丁寧に表現し、相手に敬意を表す言葉。
「会う」→「会います」
「あげる」→「あげます」
「食べる」→「食べます」

など。

お客様からの電話で、「○○部長、いらっしゃいますか?」
という問いかけに「○○部長ですね。少々お待ちください」
と言ってしまう新入社員も多いようですが、「○○部長」というのは、社内での呼び名なので、
「○○ですね。少々お待ちください」
と、役職名で呼ばないようにしましょう。

基本的なビジネス用語

ありません → ございません
いいですか? → よろしいでしょうか?
言っておきます → 伝えておきます
聞きます → うけたまわります
知りません → 存じ上げません
すみませんが → 申し訳ございませんが
席にいません → 席を外しております
そうですか → さようでございますか
できません → できかねます
どうですか? → いかがでしょうか?
わかりました → かしこまりました